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先月の日本語記事4本をまとめました。


イベント Event

技術 Technology

界情勢 World Situation



また、英語でも、対話劇の形式で記事を6本書いています。


Miz News

Miz Pantry

Miz Story



欧米メディアの情報をタイトルだけでも大量に追いかけていると、ビッグトピックの伝播が極めて速いこと、そして、日本のメディアがいかに孤絶しているかがよくわかります。

もちろん、ローカルな情報を報道することは重要ですが、どんな報道姿勢であれ、欧米メディアの話題も伝えなければ、BBCやCNNをあたりまえのようにチェックしている世界のひとたちとの価値観と世界観がかけ離れていきます。

これは、コミュニケーション上の実用的な問題であり、日本や国内事情をあくまで世界の潮流のなかで仮想的に捉える知性と教養の問題です。

しかし、今日ほど、情報のアクセスコストが下がっている時代はほかにないにも関わらず、実際に付き合いのあるひとや知識人の著書をみても、通常の世界観の遠近法を壊して仮想的に再構築しているひとは限りなく少ないのです。

たとえば、今年にはいってから日本でもウェブの終焉とフィジカルへの回帰が声高に叫ばれていますが、世界的には、エドワード・スノーデンの内部告発という安全保障と個人の権利のシビアな問題の衝突からです。

それも、思想家の東浩紀さんの近著『弱いつながり』などがそうですが、フィジカルへの回帰といっても、世界的には、音楽産業の収益の比重がライブに移ったとか、ジャック・ホワイトの新作がアナログレコードの歴代売上を20年振りに(!)更新したとか、あくまで大衆の自然な動きかたでしかありません。

そして、大衆的で退行的でない、つまり、世界のイノベーションの前線で起こっていることは、IoTという名の第2次デジタル革命(の狼煙程度のもの)です。しかし、日本では、第2次デジタル革命はおろか、第1次デジタル革命すら理解できていない識者がごまんといます。

もっとも、こうした世界資本主義を肯定した発想に批判的な学者が日本に多いことも知っています。

それならば、日本文化の問題を、上座部仏教から大乗仏教への変化と、6、7世紀におこなわれた蘇我氏による大乗仏教の政治的輸入、そして、太子信仰の植えつけによる歴史隠蔽などから、日本思想史の全面的な転覆というかたちで抉りだしてほしいものです。

まあ、ほとんど愚痴ですが……。


なんにせよ、日本の教養と常識は壊滅的に酷い!