ロシアのクリミア侵攻は東アジアに火を点けるのか?(加筆済み)

“There will be costs,” Mr. Obama declared in a brief statement from the White House. He said the United States government was “deeply concerned” by “reports of military movements taken by the Russian Federation inside Ukraine.”

Earlier, at the United Nations, the Ukrainian ambassador, Yuriy A. Sergeyev, said that Russian troops had taken control of two airports in Crimea and that the Russian Navy was blocking the Ukrainian Coast Guard.

via Obama Warns Russia Not to Intervene in Crimea – NYTimes.com.

現在、中国海軍が「対日“短期激烈戦争”の準備を進めている」のではないかとの懸念が世界に拡がっていることはご存知だとおもいます。その出所によれば、

中国側の狙いは、まず尖閣諸島に水陸両用部隊を動員しての奇襲上陸作戦を実施し、尖閣諸島と場合によっては琉球諸島の南部までも占領する。その後に反撃に出てくる日本側の海上兵力と短期決戦を展開して、日本側の兵力の敏速な撃滅を目指すことを目的にするようになったという。

via 「中国は尖閣諸島襲撃の準備を始めた」 波紋を呼ぶ米海軍の現役軍人の発言 – JBpress

だそうですが、[p2p type=”post_tag” value=”china”]中国[/p2p]の国会(全国人民代表大会)が先日、9月3日を「抗日戦争勝利記念日」、12月13日を南京事件の「国家哀悼日」にそれぞれ定める議案を採択したことから考えても、中国政府の施策や現状、共産党独裁に懐疑を覚えはじめている国内世論の安定に向けた「尖閣奪取」という象徴的な軍事行動に踏みきる可能性はけっして少なくないとおもいます。

特定の外国がかかわる歴史を、法律で国家記念日と定めるのは中国では異例だ。

via 中国、「対日戦勝」「南京事件」記念日を採択 – 産経ニュース

僕自身は、中国が軍事行動に踏みきるには、外交面、経済面でのリスクとコストが高すぎるのでは、と昨日まではおもっていたのですが、[p2p type=”post_tag” value=”russia”]ロシア[/p2p]がウクライナの内政混乱に軍事介入をはじめたいまとなっては、限りなくありえる行動だとおもいます。少なくとも、シリア内戦で後手後手の対応ににまわり、プーチン大統領に面子を丸潰れにされた国連やアメリカには、国際紛争に積極介入するだけの意欲も能力もないらしいことが世界にあきらかになっており、つまり、ふたつもの大国の軍事行動に積極関与するだけの余裕がいまの先進国にはないと云う算段が働くだろうからです。

ひとことでいえば、もし、中国政府に尖閣侵略の欲望があるとし、実際に動くとしたら、ウクライナの混乱に乗じれるいましかありません。うやむやのうちに「尖閣奪取」の目標達成を果たしやすいのはまちがいないでしょう。

そして、中国が軍事行動に踏みきったとすると、まず、国内世論に向けた反日アピールを延々繰りかえしている朴政権がその実を国内で問われ、窮地に追いこまれます。独裁色を強めている北朝鮮にも強い刺激をあたえるでしょうし、新興の東南アジア諸国はある種の踏み絵によって親中かいなかが試されます。いずれにせよ、ロシアが動き、中国も動けば、世界情勢は数週間のうちに様変わりをしますね。アメリカと同盟関係にある韓国が鍵になるでしょうが、同時に反日という強い建てまえがあるのでどう動くかはまったく予想ができません。

南シナ海の9割の海域で領有権を主張する中国。複数の上級外交官らはロイターに対し、中国軍の行動によって、マレーシアは中国の主張に対する姿勢を大きく変えたと指摘する。

外交官らによると、マレーシアは今年1月の中国軍による主権宣誓活動をきっかけに、中国の主張に最も積極的に反発するフィリピンとベトナムとの連携を強化。南シナ海における行動規範によって、中国の動きを抑えたい考えを明確にした。

via 焦点:南シナ海で狭まる「中国包囲網」、友好国マレーシアも態度硬化

大国間の[p2p type=”post_tag” value=”war”]現代戦[/p2p]がどのようにおこなわれるのかはいまだ未知数です。前世紀に起こったことで現代戦を想像するのはまちがいですが、しかし、国外退避を考えられるひとは、準備だけでもはじめた方が良いとおもいます。

政府の問題でいえば、逆に考えると、もし、中国共産党がここで動かなかったらそもそも日本や東南アジアに軍事行動を起こす気がなかった、あるいは、プーチンのような政治家としての機敏な狡知さはないことがあきらかになります。EU諸国やアメリカはもちろんのこと、日本も含め、このウクライナの動乱はまちがいなく次の時代の国際情勢をきめるひとつめの分水嶺でしょう。

インタファクス通信によると、武装集団が28日未明までに占拠したベリベク空港の周辺には親ロ派の「自衛部隊」が集まっている。ウクライナの通信社ウニアンによると、クリミアの中心都市シンフェロポリの空港にもロシア系住民の自衛部隊が入り、警備に当たっている。

一方、国境警備に当たる国家国境局は28日、ロシアの軍事ヘリコプター10機以上がクリミアに入ったことを明らかにした。約30人のロシア軍兵士がセバストポリ近郊にあるウクライナ海上警備隊基地の近くに展開したとの情報もある。

ロシアのプーチン政権は自ら主導する旧ソ連地域の経済統合「ユーラシア経済同盟」にウクライナの参加が不可欠だとみている。黒海艦隊の基地があるだけでなく、ロシア系住民の多いクリミア半島を見捨てれば、ロシア国内の保守派の反発を招きかねない。

ただ、クリミアへの介入はウクライナだけでなく欧米諸国との関係悪化を招くのが確実。2008年夏にグルジアの民族紛争に介入し、同国や欧米との関係が決定的に冷え込んだ経験もあり、介入か非介入かプーチン政権は難しい選択を迫られている。

via ウクライナ緊迫、非常事態も検討 米英ロに協議要請 – 日本経済新聞

Chika Hitujiya

I'm Futurist, producing "Whole Earth Museum" and co-producing art project Run! Miumushi-Kun & Garapadish. This common purpose is really simple. Making you enjoy and preserving the enough requisite knowledge & things for human to survive the crisis of period.

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