Googleの新プロジェクト・タンゴとネット企業の多角的変貌

 proecttango

今日(米国時間2/20)、Googleのスカンクワークスこと先進テクノロジー・プロジェクト(Advanced Technology and Projects)グループはプロジェクト・タンゴ(Project Tango)と名付けられた画期的3Dセンサーを装備したAndroidベースのスマートフォンのプロトタイプとデベロッパー・キットを発表した。

この3Dセンサーとカメラを組み合わせたシステムはモーショントラッキングと同時に周囲をスキャンして3Dマップをリアルタイムで生成することができる。Googleはこの新センサー、カメラ、高度なコンピュータ・ビジョン・ソフトウェアの組み合わせによって屋内のナビゲーションやVRゲームなど数々のまったく新しい応用への道が開かれると信じている。デベロッパーは今日からGoogleに対し、プロトタイプ・スマートフォンとデベロッパー・キットの入手を申し込むことができる。

ただしプロジェクト・タンゴのシステムはLeap Motionのようなジェスチャー・ベースのUIを開発することを念頭に置いたものではない。逆にスマートフォンが周囲の3D空間を認識し、自分の位置が分かるようになった場合、デベロッパーがどんなアプリを作り出せるのかが興味の焦点だ。

プロジェクト・タンゴの技術面のリーダーであるLeeは、2011年の初めにGooogleに加わる前はMicrosoftでKinectの開発に携わっていた。今日の発表はGoogleの謎めいたATAPグループとして最初のハードウェア・プロダクトのリリースだ。この組織はもともとMotorolaの研究部門で、GoogleがMotorolaを売却した際に手元に残した数少ない部門の一つだ。

via Googleが野心的AIプロジェクト、タンゴを発表―3Dカメラとセンサーでスマートフォンが空間を認識する | TechCrunch Japan.

[p2p type=”post_tag” value=”amazon”]アマゾン[/p2p]を未だに書籍通販サイトとしての面からのみ語るひとが少なくないように、人工知能研究の大家であった[p2p type=”post_tag” value=”terry-winograd”]テリー・ウィノグラード[/p2p]の研究室からでてきた[p2p type=”post_tag” value=”larry-page”]ラリー・ペイジ[/p2p]と[p2p type=”post_tag” value=”sergey-brin”]セルゲイ・ブリン[/p2p]創業の[p2p type=”post_tag” value=”google”]Google[/p2p]を検索エンジンやネット広告の会社だとおもっているひとは意外に多いかもしれません。直近では、試行段階に既にはいっている[p2p type=”post_tag” value=”google-glass”]Google Glass[/p2p]のプロジェクトがオンラインの話題を賑わしていますが、[p2p type=”post_tag” value=”d-wave”]D-Wave[/p2p]の量子コンピューターの導入や軍事用[p2p type=”post_tag” value=”Robot”]ロボット[/p2p]を開発していた[p2p type=”post_tag” value=”boston-dynamics”]ボストン・ダイナミクス[/p2p]の買収などが画期的で記憶にもあたらしい。

つくづくと思いますが、ポスト情報化社会の覇権を本気で獲りにきているグーグルはとにかく凄い企業ですね。上記の引用にあるとおり、眼のまえの利益よりも大局の動向を見定めることを優先し、社内技術を限定的ながらも公開、多様なひとたちの発想や能力を刺激し最大限に利用するという、まあ、今日のお手本のような動きかたです。もちろん、セルゲイ・ブリンやペイジ自身がだれよりもそうなのですが、買収や招聘により社内にアイデアの源となる新鮮な「外部」をたえずこしらえておくと云う姿勢もすばらしい。

インターネットに接続してもちいるサーモスタットや煙感知器の販売をしている[p2p type=”post_tag” value=”nest”]Nest[/p2p]の買収によくあらわれているとおり、ポスト情報化社会のひとつの旗印は[p2p type=”post_tag” value=”internet-of-things”]Internet of Things[/p2p]で、社会の表の世界では、自動車や家電機器業界をさまざまなIT企業が戦場にして鎬を削っています。裏の世界ではもちろん実際の戦闘地域であり、戦場としてのサイバー空間(つまり、あらゆるところ、たとえばソチ)がそうなのですが、インターネットが物質の基盤となる未来を開拓する企業の究極目標はやはり、人間を越える自律型機械、ポスト・ヒューマンの創造でしょう。

日本のメディアがほとんど話題にしないことにおどろきますが、著名な発明家であり、特異点論者である[p2p type=”post_tag” value=”ray-kurzweil”]レイ・カーツワイル[/p2p]がグーグルで自然言語を理解する検索エンジン、すなわち、人間のようにことばを解する検索エンジンの研究開発に2012年末から就いています。近い未来の動きかたをみとおすためには科学と技術の融合する熱い点にまず注意を払う必要があるでしょうね。

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Chika Hitujiya

I'm Futurist, producing "Whole Earth Museum" and co-producing art project Run! Miumushi-Kun & Garapadish. This common purpose is really simple. Making you enjoy and preserving the enough requisite knowledge & things for human to survive the crisis of period.

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